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「体罰」と聞いて思い出すこと 2
今回は、前回取り上げたバスケ部主将自殺事件を学生時代の思い出を絡めつつ書きたいと思います。


私の中学時代は、理不尽な校則と体罰で生徒を縛り付けるのが当たり前で、殴る・蹴るだけでなくデリカシーに欠ける暴言を吐く教師も少なくありませんでした。
(私の通っていた中学が特殊というよりは、時代的な要素が大きかったと思います)

また、私の身近なところでは聞かれませんでしたが、教育問題を取り上げた書籍を読んだ際に、指導者の体罰が取りざたされても、その指導者が大会で好成績を残す等の成果を出している場合は隠蔽されてしまう、といった記述も目にしました。

なので、桜宮高校バスケ部の件については、追いつめられた生徒さんを救わなかった学校側に憤りを覚えた一方で、バスケの強豪校(=顧問が成果を出している)として認知されているにも関わらず大々的に取り上げられたこと。
そして顧問の指導方法を批難する意見の多さを見て、時代の変化を意識せずにはいられませんでした。
ひょっとしたら様々な思惑が絡んでのことなのかも知れませんが、これが追いつめられた生徒を救う機運となってくれれば…というのは甘いでしょうか。



前述のとおり、私の中学時代は体罰が当たり前だったのですが、桜宮高校事件の報道に目を通すうちに2人の教師のことを思い出しました。

ひとりは、校内で一番キツい体罰をすることで有名だった数学の先生(A先生とします)。
新入生にとって、この先生の指導現場(怒号と殴る蹴るの暴行)を目撃した際のインパクトは強烈であり、私は当時の友人と「A先生と怖い先輩には目をつけられないようにしよう」なんて話したものでした。

A先生とは1年、2年と直接関わることもなく、「あと1年やり過ごせたらラッキー」ぐらいに思っていたのですが。
3年生のとき、数学の教科担当が彼であることを知ったときの絶望感はどう表現していいやら^^;
しかも私の言動が先生にとって何か気にかかったらしく、授業中はよく話しかけられてしまいました。

しかし、先生と接してみると、言っていることに異常性はなく、成績の悪い生徒に辛く当たることはなく(むしろ逆)、何より授業が非常に分かりやすい。
いつの間にか私にとってA先生は「体罰さえしなければ優秀な先生」となり、その評価は今も変わらなかったりします。

よく、学校で教師(or指導的立場の人間)が問題を起こすと、学校関係者が問題教師の刑罰を軽くする嘆願をすることがありますが、「やったことは正当に償わないと」と思う一方、A先生の思い出ゆえに、嘆願者たちを「歪んだ校風に洗脳されている」と断定しきれない自分がいます。
(被害者遺族に嫌がらせをしたり等は論外ですが)

私にとって体罰事件は、そういった複雑な一面もあって、すべてにおいて「ここは、こう思う!」と言い切れなかったりするのですが、ただ、もしA先生が生徒を死に追いやるまでに追いつめる行為をしてしまったら…
憤るより先に悲しくなるだろうなと。


もうひとりは、部活の顧問だった音楽の先生(B先生とします)。
担任になったことは一度もありませんが、部活の顧問プラス2・3年生のときは教科担当だったので、私にとっては関わりの深い先生でした。

この先生は基本的に殴ったりはしませんが、機嫌の良し悪しで生徒への態度が変わる人で、機嫌の悪いときには授業も部活も険悪ムード、最悪の場合は部活動を始められなくなる事態に陥ることがしばしばありました。

私は先輩たちが引退した直後、部内で責任はあれど権限は無い立場に立たされていて(セクションのリーダーみたいな?)、それ以降、部内の人間関係に悩まされてきました。
そのことでB先生からたびたびお小言を食らいましたが、逆にこの際思い切って相談してみようと思って勇気を出したところ
「こういう事態になったのは、まとめられなかったお前のせいでしょ。そんな風だから技術面でも下(後輩)に追い抜かれるんだよ。」
という有難いお言葉をいただいたく羽目に^^;

それでも私などはまだ良い方で、部長の場合は3年間B先生が担任でしたから、先生が不機嫌モードの際には常に矛先が向けられました。
私は部活中の暴言しか聞いてないけれど、あの調子だとクラスでもさぞや…という感じでしたね。

中学の3年間…特に先輩が引退して最上級生になってからはB先生の機嫌に振り回された感があるけれど、先生が機嫌のいいときは楽しいときもあったし、こういうのは後々良い思い出になるのかな?
卒業前まではそんな考えでいましたが、最後の最後、卒業文集の「先生から生徒へのメッセージ」コーナーのB先生の文章を読んでその考えは吹き飛びました。

高校へ進学してしばらく後、友達からの電話で中学時代のクラスメイトが自殺したことを知った。
「ふーん」とだけ答えて電話を切った。
あの頃の私は一番とんがっていたのかも知れない。


今の感覚で言うと、まさしくドン引き
今にして思うとB先生は女性で、当時20代後半だったこともあり、色々気負っていたのだろうと同情の余地もあるけれど、たとえ先生に事情があったとしても私の中では上記の文章で全て台無し状態となっています。


桜宮高校の件では第一報で「部員を殴った」という事実に関しては真っ先にA先生を思い出しましたが、顧問が部員を精神的に追いつめた経緯に関しては、むしろB先生の記憶が甦ってしまいます。
あれから数十年も経つのに、B先生に関する記憶は私にとって今だに精神的負担となっていることを改めて認識させられもしましたが、それはさておき。

当時のB先生が
「お前たちのために」「私はお前たちのやる気を試している」
と、部員たちを追いつめる暴言を繰り返した裏には生徒たちにナメられまいと必死だった(今にして思えば、ですが)一面があったように、もしも桜宮高校バスケ部顧問をはじめ、体罰を行う指導者たちが
「部のため」「部員の成長のため」
と指導者たち自身が思い込んでいる裏で無意識のうちに下の者にナメられたくない、要は自分のためにそういう行為に及んでいるとしたら?

もし指導者たちが自らの指導方法を省みる機会がなく、言葉と体の暴力で生徒を追いつめていることに気づいていないとしたら?

父兄も体罰が当たり前の世代で、学校全体がそうした事態の異常さに気づけない環境が出来上がっているとしたら?

そう考えると犠牲となった生徒さんの苦しみは察するに余りあります。


学校関連の事件で被害者やそのご家族の苦しみが報われにくい原因のひとつは、目に見えなくて分かりにくいけれど実はとても大切な要素を軽視しすぎた点だと思います。
月並みな言い方になりますが、この事件を機に、被害者側が死を選ばずとも救いの道を見出せるような改革が行われることを切に願います。
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2013/01/24(Thu) | ネット以外で思うこと | トラックバック(-) | コメント(0) | page top↑
「体罰」と聞いて思い出すこと 1
最近、桜宮高校バスケ部主将が体罰を苦に自らの命を絶ってしまったニュースが話題となっております。

犠牲となってしまった生徒さんには、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


個人的には桜宮高校のニュースを聞いて真っ先に思い浮かんだのは、県立中津商業高校陸上部の女子部員が顧問の行き過ぎた指導ゆえに自殺してしまった事件なのですが、この事件は状況的に桜宮高校の件と類似しており、また、部員が亡くなった後の顧問の対応が桜宮高校より酷かったにも関わらず、事件発生当時(1985年)あまりメディアに取り上げられることはありませんでした。
(私がこの事件を知ったのは、いじめ・体罰を扱った書籍がきっかけでした)

wikipedia:体罰:過去の関係する事件·事例

中津商業高校の件では、部員のご遺族が県と顧問を相手に損害賠償請求訴訟を起こしましたが、県には慰謝料支払いを命じた一方で、顧問に対しての賠償請求を認めない判決が下りています。

奇しくも昨日、桜宮高校の被害生徒のご遺族が顧問を刑事告訴したとのニュースを見ました。
いじめ問題に取り組むNPO法人・ジェントルハートプロジェクトの理事で、長年にわたっていじめ・体罰問題に取り組んでこられた武田さち子さんという方のサイトには、過去に学校で起こった事件の数々が事細かに網羅されているのですが、特に訴訟にまで発展した事件においては、これでご遺族が納得できるのか甚だ疑問に思える判決内容がほとんどであり、そういったことを考えると今回のご遺族の刑事訴訟も並々ならぬ覚悟を持ってのことと思われます。

日本の子どもたち(武田さち子さんのサイト)
http://www.jca.apc.org/praca/takeda/

ジェントルハートプロジェクト
http://www.gentle-h.net/

願わくば、裁判の方では過去の判例に囚われず、ご遺族の勇気が報われる判決が下されることを。
そして、生徒の犠牲なしに教育問題が改革されることを望みます。


…先述の中津商業高校の件は武田さんのサイトにも詳細が記されていますが(http://www.jca.apc.org/praca/takeda/number/850323.html)、教育委員会の言い分と判決要旨が当時と変わらないなんてことになったら、個人的には許せませんわ。
2013/01/24(Thu) | ネット以外で思うこと | トラックバック(-) | コメント(0) | page top↑
とっくに明けましたねw
ワタクシめでよろしければ、今年も引き続き
どうぞよろしくお願いいたしますですm(_ _ )m

新年は恒例の川崎大師参拝以外は、まったり過ごしておりました。
ちなみに今年は元旦をはずして、2日の夕方に足を運んだところ、思いの外すんなり本堂に入れました。
(これで関東の初詣客トップ3なのか!?というぐらいに)







さて。
このブログも気がついたら今年の夏で6年目となり、個人的には「しょーもない話ばっかでよくこんなに続いたわなw」という感じですけれど^^;
この頃は書きたいことはあるのになかなか更新できない状態となっております。
なので、しばらくの間はあまり更新しないかも知れません。

ただ、前述のとおり書きたいことはあるので、超絶マイペースモードで続けられればと思ってます。
元々更新頻度を気にする規模のものでもないですけど・ねっ☆
2013/01/07(Mon) | 自分語り・日常 | トラックバック(-) | コメント(0) | page top↑
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