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訃報~山口淑子さん
色々と書きたい話題がたまっているのですが、まずはこちらから。


去る9月7日、李香蘭こと山口淑子さんが亡くなられたとのこと。

山口淑子さん死去 満州国の女優「李香蘭」 戦後は参院議員に
http://www.huffingtonpost.jp/2014/09/13/yoshiko-yamaguchi_n_5817150.html

丁度、山口さんは現在の日中関係について如何お思いだろうか?とか、
少し前、花子とアンで蓮子が一度だけチャイナドレスを着ていたのを見て、仲間由紀恵さんで李香蘭ってアリかな?等、何となく山口さんに思いをはせる機会があっただけに、今回の訃報は驚きと同時に「ついにこの日が…」という思いが強かったです。

かなり前にドラマ(沢口靖子さん主演バージョン)で李香蘭の存在を知って以来、その原作本である李香蘭 私の半生(以下、原作本)をはじめ関連書籍と思しき本を色々と読みましたが、原作本を読んで今でも一番印象に残っているのは、李香蘭時代に満映理事長だった甘粕正彦の書かれ方ですね。
甘粕氏は危険思想者の虐殺に関わったとされている為もあってか、特にフィクションだと悪人として描かれることもあるのだけれど、原作本では人格者とは違うものの所属女優に一定の理解を示す一面が書かれていて、直接本人と面識のある方の証言として非常に興味深いと思いました。

山口(李香蘭)さんといえば、その時代を生きた多くの有名人と面識があることで知られていますが、そうした人物たちを山口さん個人の感情を前面に出すことなく書き残した点は、個人的には彼女の大きな功績ではないかと思います。


これは蛇足なのですが。
原作本には李香蘭時代に国策映画に出演したこと、特に「支那の夜」という作品で日本人に頬を叩かれて改心するシーンを中国側に強く非難されて苦悩したことが繰り返し書かれています。

原作本を読んだ数年後、サクラ大戦2をプレイした際、李香蘭をもじった李紅蘭というキャラクターが錯乱状態に陥り、プレイヤーの選択肢によっては紅蘭の頬を叩いて冷静さを取り戻させるシーンがありました。
頬を叩くことの必然性には特に疑問はなかったものの、上記の逸話を思い出してしまってどうしても紅蘭を叩けませんでした。
ゲームだからと割り切れなかったという意味で、今でもサクラ2のこのシーンは印象に残っています。



94年の生涯は色々あったと思われますが、人並み以上に波乱に満ちた人生を生き抜かれたこと、日中関係という複雑な問題に関わったことから逃げず、ご自身なりに向き合われたことは尊敬しています。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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2014/09/20(Sat) | ネット以外で思うこと | トラックバック(-) | コメント(0) | page top↑
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